自重トレーニングを始めるメリットばかりが注目されがちですが、実は注意点もあります。

ヨーロッパのフィットネスジムで働くChiyomiが、多くの顧客のトレーニングを指導した経験からお伝えします。
★長年のトレーニング指導のおすすめは?>>自重トレーニングのおすすめメニュー50代【胸筋・腹筋・肩】

自宅で自重トレーニングをおこなうメリット

自宅でおこなう自重トレーニングは、挫折しやすい懸念もありますが、お金や時間が節約できるメリットもあります。
ジムに通うお金が節約できる
家でYouTubeを見ながら、自分の好きな時間にできるところが自重トレーニングの最大のメリットです。
近くにジムがない人、仕事が多忙な人、子供が小さくてまだ目が離せない人など、簡単に自宅でお金を掛けずにできることが可能です。
自宅で気軽にできてメニューが選べるの飽きがこない
正しいフォームさえ覚えれば自宅で再現できるのも自重トレーニングのメリットです。
金銭面の節約だけでなく、忙しいからジムに行く時間が取れない人には時間の節約になります。
空き時間にチョット10分だけ運動しよう!
と気軽な気持ちトレーニングができるので、ペースをつかめたら習慣化しやすいです。
また自分で時間の調整と、その日の気分で動画の中からトレーニングも選べるので飽きがこないです。
負荷が軽く無理なくできるのでケガのリスクが少ない
自重トレーニングの場合は、バーベルやダンベルを使用した筋トレとは異なり、負荷は自分の体重のみとなります。
よって筋肉にかかる負荷が大きくはないです。
負荷が小さいと体がをコントロールしやすくなるので、ケガを引き起こす可能性も軽減されます。
自宅でやると人の目を気にせずにトレーニングに集中できる
人前で慣れない運動をしている姿を見られたくない。
男性のお客さんと一緒にトレーニングをするのは恥ずかしいと思う方には、自重トレーニングはおススメです。
人がいるとどうしても他の人の目ばっかり気になってしまう方もいますので、自宅でできる自重トレーニングは最適です。
自重トレーニングは50代の初心者も気軽に始められる

自重トレーニングとは、自分の体重によって筋肉に負荷をかけて鍛えるトレーニングの事です。
専用のマシンは使わず、自宅で手軽に始められるのが特徴です。
自重トレーニングの効果的な方法|50代が特に注意する点

自重トレーニングの効果的な方法:慣れてきたら回数を増やす
回復力がある若い頃と違い、無理は禁物です。
自分の体重を負荷として運動をする自重トレーニングは、いつでも負荷が一定です。
負荷が一定の場合は、回数で補いましょう。
1週間目、2週間目と段々回数を増やしていって、限界まで追い込むくらいがいいです。
自重トレーニングの注意点、挫折する例

自重トレーニングは自宅で気軽に始められる反面、以下の注意点があります。
自分でモチベーション管理をして習慣化する必要がある
パーソナルトレーニングがなぜ効果が上がるかご存知でしょうか?
それは『高額なお金を払っているからには絶対体型を変えたい、トレーニングを継続したい。』と強く意識するからです。
パーソナルトレーニングに通う人は、自分を管理してもらう為、モチベーションを高めるためにお金を払うのです。
パーソナルジムに通われているお客様で、挫折した人を私はほとんど見たことはありません。
しかし、自宅で自重トレーニングをする場合は、すべて自分で管理しなくてはいけません。
自分に甘い人はついつい言い訳をつけて、継続することが困難になり挫折することが多々あります。
50代は、年代が若い人よりも自己管理能力が鍛えられていますが、忙しい人も多いです。
ついつい生活の中で家族や仕事の方を優先してしまい、トレーニングがおろそかになりがちです。
トレーニング中のフォームの間違いを自分で確認できない
自重トレーニングは身体に負荷がそれほどかからないので、フォームが多少間違っていても、怪我のリスクは少ないです。
しかし間違ったフォームで運動を行っていると効果がそれほど上がらない場合があります。
何事もプロに習うのが一番、効率よく早く習得できるのは本当です。
セットで行う場合、インターバルがないとトレーニングの効果が上がらない
一人で自重トレーニングを行っていると筋肉を休めることを忘れがちです。
セット間のインターバルは30秒以内を目安にしましょう。
インターバルが長いと筋肉が休み切ってしまい、筋肉の肥大効果が効果的に行えません。